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【プレスリリース】0歳からの頭のかたちクリニックとジャパン・メディカル・カンパニーが「乳児の位置的頭蓋変形リスク要因」についての共同研究を開始
2025.01.28
医療法人社団0歳からの頭のかたちクリニックと株式会社ジャパン・メディカル・カンパニー(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:大野秀晃、以下「当社」)は共同研究契約を締結し、乳児の位置的頭蓋変形の発症リスク要因に関する研究を開始いたします。 近年、日本において乳児の頭部形状の歪み(位置的頭蓋変形)に対する保護者や医療従事者の関心が急速に高まっており、ヘルメット矯正治療の導入が進んでいます。この治療法は、乳児期の頭部形状における問題を早期に発見し、適正な対応を行うことで、頭蓋の健康的な発育を支援することを目的としています。
0歳からの頭のかたちクリニック(東京日本橋院、表参道神宮前院、関西院)は、2021年3月より位置的頭蓋変形に対するヘルメット矯正治療の専門施設として診療を開始しました。これまでに1万人を超える乳児の診療を行い、日本国内で圧倒的な臨床経験と実績を積み重ねてきました。この症例数は、位置的頭蓋変形治療における国内最大規模の実績であり、多くの医療機関や保護者からも信頼を寄せられる施設として認知されています。
本施設では、治療を通じて得られた膨大なデータを活用し、位置的頭蓋変形に関連する要因や頭蓋矯正治療の効果を詳細に解析しています。今後は新たな切り口や斬新なアプローチでの研究を進めることにより、発症や重症化に影響を与える要因を特定し、それに基づいた効果的な頭蓋変形の予防や適正なヘルメット治療の改善と確立を目指します。また、これにより乳児の頭部形状に関する研究がさらに進展し、医療現場での診断や治療の質を向上させることが期待されています。
0歳からの頭のかたちクリニックは、これらの取り組みを通じて、乳児とそのご家族に安心を届けるとともに、位置的頭蓋変形に関する医療のさらなる発展に寄与してまいります。
0歳からの頭のかたちクリニック表参道神宮前院 院長 西巻茂先生より共同研究について 【略歴】
1984年 鳥取大学医学部卒業
1984年 横浜市立大学医学部附属病院 研修医
1986年 日本赤十字社医療センター新生児科 医師
1990年 小田原市立病院小児科 医長
1995年 横浜市立大学附属病院小児科 助手
1999年 横浜市立大学医学部小児科 講師
2002年 横浜市立大学医学部小児科 助教授
2009年 横浜市立大学附属病院小児科 教授
2016年 横浜市立大学附属病院臨床研修センター長 教授
2022年 横浜市立大学 名誉教授
2025年 0歳からの頭のかたちクリニック表参道神宮前 院長 研究室長
概要と目的
最近は日本でも乳児の頭の形の歪み(位置的頭蓋変形)に対する保護者や医療者の関心が高まり、位置的頭蓋変形に対するヘルメット矯正治療が導入されています。当院は位置的頭蓋変形に対するヘルメット矯正治療の専門施設として2021年3月から診療を行っており、ヘルメット矯正治療を受けた児の数は1万人を超え、日本で一番症例数が多い施設と自負しております。当院でのデータを解析することで位置的頭蓋変形に関わる種々の要因を抽出したいと考えます。
研究による期待される成果
今までの予備研究データから、児の頭蓋骨の「強さ」に関わるビタミンDの不足があるのではないかと考えています。そこから、出生前の母親のビタミンD不足への対応として食事や日光浴、出生後の児のビタミンD不足への対応として日光浴や栄養が挙げられ、養育の見直しや改善への助言が明確になるでしょう。このように、位置的頭蓋変形をきたす要因が判明すれば、発症や重症化の予防対策を講じるヒントが得られます。
コメント
このたび、乳児の位置的頭蓋変形発症のリスク要因に関する共同研究をジャパン・メディカル・カンパニー社と行うことになりました。当院の大きな症例数から、周産期要因別に検討します。例えば、在胎週数、出生体重、性別、分娩様式、誕生月と季節性などがあります。また、位置的頭蓋変形では、重症度、前頭部と後頭部の頭蓋変形の割合、耳介偏位の有無や程度などの特徴を検討します。
0歳からの頭のかたちクリニック(東京日本橋院、表参道神宮前院、関西院)は、2021年3月より位置的頭蓋変形に対するヘルメット矯正治療の専門施設として診療を開始しました。これまでに1万人を超える乳児の診療を行い、日本国内で圧倒的な臨床経験と実績を積み重ねてきました。この症例数は、位置的頭蓋変形治療における国内最大規模の実績であり、多くの医療機関や保護者からも信頼を寄せられる施設として認知されています。
本施設では、治療を通じて得られた膨大なデータを活用し、位置的頭蓋変形に関連する要因や頭蓋矯正治療の効果を詳細に解析しています。今後は新たな切り口や斬新なアプローチでの研究を進めることにより、発症や重症化に影響を与える要因を特定し、それに基づいた効果的な頭蓋変形の予防や適正なヘルメット治療の改善と確立を目指します。また、これにより乳児の頭部形状に関する研究がさらに進展し、医療現場での診断や治療の質を向上させることが期待されています。
0歳からの頭のかたちクリニックは、これらの取り組みを通じて、乳児とそのご家族に安心を届けるとともに、位置的頭蓋変形に関する医療のさらなる発展に寄与してまいります。
0歳からの頭のかたちクリニック表参道神宮前院 院長 西巻茂先生より共同研究について 【略歴】
1984年 鳥取大学医学部卒業
1984年 横浜市立大学医学部附属病院 研修医
1986年 日本赤十字社医療センター新生児科 医師
1990年 小田原市立病院小児科 医長
1995年 横浜市立大学附属病院小児科 助手
1999年 横浜市立大学医学部小児科 講師
2002年 横浜市立大学医学部小児科 助教授
2009年 横浜市立大学附属病院小児科 教授
2016年 横浜市立大学附属病院臨床研修センター長 教授
2022年 横浜市立大学 名誉教授
2025年 0歳からの頭のかたちクリニック表参道神宮前 院長 研究室長
概要と目的
最近は日本でも乳児の頭の形の歪み(位置的頭蓋変形)に対する保護者や医療者の関心が高まり、位置的頭蓋変形に対するヘルメット矯正治療が導入されています。当院は位置的頭蓋変形に対するヘルメット矯正治療の専門施設として2021年3月から診療を行っており、ヘルメット矯正治療を受けた児の数は1万人を超え、日本で一番症例数が多い施設と自負しております。当院でのデータを解析することで位置的頭蓋変形に関わる種々の要因を抽出したいと考えます。
研究による期待される成果
今までの予備研究データから、児の頭蓋骨の「強さ」に関わるビタミンDの不足があるのではないかと考えています。そこから、出生前の母親のビタミンD不足への対応として食事や日光浴、出生後の児のビタミンD不足への対応として日光浴や栄養が挙げられ、養育の見直しや改善への助言が明確になるでしょう。このように、位置的頭蓋変形をきたす要因が判明すれば、発症や重症化の予防対策を講じるヒントが得られます。
コメント
このたび、乳児の位置的頭蓋変形発症のリスク要因に関する共同研究をジャパン・メディカル・カンパニー社と行うことになりました。当院の大きな症例数から、周産期要因別に検討します。例えば、在胎週数、出生体重、性別、分娩様式、誕生月と季節性などがあります。また、位置的頭蓋変形では、重症度、前頭部と後頭部の頭蓋変形の割合、耳介偏位の有無や程度などの特徴を検討します。