赤ちゃんの頭のゆがみは、ゆがみの形に応じて
「斜頭症」「短頭症」「長頭症」の3つに分けられます。
ヘルメット治療の必要性は形状ごとではなく、歪みの強さや原因によって決まります。
後頭部が斜めにゆがみ左右非対称になっている症状です。ゆがみが進行すると耳の位置や顔面が左右非対称になることもあります。
その場合には、治療が必要になることもあります。向きぐせや産前の子宮内環境による、後頭部への圧迫が主な原因とされます。
後頭部が丸みを帯びず平らになっている症状です。いわゆる絶壁と呼ばれているものです。仰向けで寝かせていることによる後頭部への圧迫が主な原因とされます。
頭部が通常よりも縦に長く伸び、後頭部が大きく突出している症状です。
横向き寝による側頭部への圧迫が主な原因とされます。長頭症は、病的変形の特徴と似ているため注意が必要です。
頭蓋は、前頭骨、側頭骨、頭頂骨、後頭骨などの骨によって作られていますが、この骨同士の癒合が通常より早く起こる病気です。一般的には外科的手術が必要になります。
※治療中の方は各医療機関にお問い合わせください