News
【プレスリリース】日本式の「頭のかたち外来」がシンガポールで拡大 ー頭蓋健診とヘルメット治療の質の担保のため、シンガポール最大の小児病院で実地視察・研修を実施。国際報道でも注目ー
2025.08.22
株式会社ジャパン・メディカル・カンパニー(東京都中央区、代表取締役CEO 大野秀晃、以下当社)は、当社製ヘルメットが導入されているシンガポール最大にして唯一の女性・小児医療専門の公立病院であるKK Women’s and Children’s Hospital(以下KKH)にて、当社提携医療機関である0歳からの頭のかたちクリニック福岡院長・梶田大樹医師が現地を訪問し、頭のかたち外来の視察見学とKKH外来の専門スタッフへ実地研修を実施したことをお知らせいたします。
当社製品を扱う医療機関・医師・医療従事者は、診療科の枠、医療機関の枠、そして国の枠を超えて、ワンチームとして患者様に対する適正な頭蓋健診と適正なヘルメット治療の普及と啓発のために手を取り合い、未来創造を進めています。
本訪問では、当社製品を活用した治療現場の視察とあわせて、診療技術や治療方針に関する実践的な意見交換が行われました。また、KKHにおけるヘルメット治療が同国最大の新聞メディアに特集され、ヘルメット療法に対するシンガポール国内の関心の高まりも示されました。
当社はヘルメットという医療機器やそれに付随するサービスの導入だけではなく、適正な頭蓋健診と適正なヘルメット治療の普及、および国内と世界における頭蓋健診と治療レベルの標準化と均てん化を目標に活動しています。
今回の梶田医師のシンガポール訪問には、当社社員も同行し、製品・サービスだけでなくあるべき健診と治療のためにメーカーが出来るアイデアもいただきました。
背景: 位置的頭蓋変形症への関心が高まるシンガポール
シンガポール最大の女性・小児専門病院であるKKHでは、乳児における位置的頭蓋変形症の診療が年々増加しています。2022年の年間症例数は800件超でしたが、2024年には1,000件を超え、36%以上の増加となりました。
こうした医療ニーズの高まりを受けて、KKH内には乳児の頭のかたちに特化した専門外来「PlagioCentre(日本語訳: 頭のかたち外来)」が開設されました。
KKHのPlagioCentre(頭のかたち外来)のページ
PlagioCentreでは、小児科医、新生児科医、理学療法士、義肢装具士など多職種から成るチームが、適正な頭蓋健診、理学療法による変形予防、そしてヘルメット治療まで一気通貫して行っています。当社が開発・製造するクルムフィットが唯一のヘルメットとして、シンガポール政府の正式な入札を経て、外来開設時より現在も採用されております。
シンガポール初となる公的病院での頭のかたち外来は、1858年開院という100年以上の歴史を持つKKHの伝統と革新に裏打ちされた、適正な頭蓋健診とヘルメット治療よって、治療効果の最大化が図られています。
専門外来の開設にあたっては、KKHで頭蓋矯正治療に携わる専門チーム(小児科医、理学療法士、義肢装具士)が2024年10月に来日、一般社団法人日本頭蓋健診治療研究会の行う研修を受講するとともに、一般社団法人日本ヘルメット治療評価認定機構の認定医療機関を訪問しています。同チームは来日時に、今回シンガポールを訪問した梶田先生の外来見学も行っています。
来日時の研修を通じ、KKHの専門チームは日本式の頭蓋健診と頭蓋矯正治療についての学びを深め、2024年11月からシンガポールでの臨床にあたっています。
日本・シンガポール間の緊密なコミュニケーションにより、日本発の乳児の頭蓋変形に対する取り組みが世界的に見ても標準的な治療として拡大しています。
関連プレスリリース:日本式の「赤ちゃんの頭のかたち」矯正治療(ヘルメット治療)が海外へ進出/ジャパン・メディカル・カンパニー社製のヘルメットを用いた頭蓋矯正治療がシンガポールで開始
【参考サイト】
一般社団法人日本頭蓋健診治療研究会
一般社団法人日本ヘルメット治療評価認定機構
視察と研修:日本・シンガポール間の臨床連携
2025年6月、当社提携先医療機関である0歳からの頭のかたちクリニック福岡院長・梶田大樹医師がKKHを訪問し、PlagioCentreの外来を視察。現地スタッフに対して、日本国内での診療経験に基づいた意見交換および診療指導を実施しました。
研修では、位置的頭蓋変形症の重症度評価、病的頭蓋変形との鑑別診断、治療適応の見極め方、具体的な個別症例に対するヘルメット内部クッションの調整方法など、臨床現場で求められる判断や技術について講義・ケーススタディを交えながら共有しました。ヘルメット療法に関する最新の知見や、保護者対応の工夫についても共有され、現地スタッフからは活発な質問が寄せられました。
今回の訪問は、日本とシンガポール両国における乳児頭蓋変形の診療品質向上を目的としたものであり、今後の継続的な情報交換・連携の土台が築かれる機会となりました。
報道:ヘルメット治療への注目が国際的に拡大
梶田医師の訪問と時を同じくして、PlagioCentreの取り組みはシンガポール最大の新聞メディア他で大きく特集されました。記事では、位置的頭蓋変形症の病態や症例数の増加、当社製3Dプリントヘルメット(クルムフィット)の特徴と利点が紹介され、実際の治療事例として乳児の頭部形状が大きく改善した様子が詳細に報道されています。
【関連ニュース】
シンガポール最大手紙『The Straits Times』
シンガポール最大の中国語新聞『聯合早報』
アジア大手医療機関向けメディア『Healthcare Asia Magazine』
この報道は、シンガポールおよび東南アジアにおけるヘルメット療法への関心の高さを示すものであり、正確な診断と適切な治療の必要性を社会全体で再認識する契機となりました。また当社製クルムフィットが公式に海外メディアに取り上げられた初の報道ともなりました。
今後の展望:適正な診断と医療の均てん化を目指して
当社は、ヘルメット治療を必要とするすべての患者様が、正確な診断と適正な医療を受けられる社会の実現を目指しています。その第一歩は、病的頭蓋変形との鑑別を含む「適正な頭蓋健診」にあります。治療が必要かどうか、必要な場合はどのようなアプローチが最善かを、科学的根拠と臨床的知見に基づいて判断する診療体制の整備が重要です。レントゲン等エックス線を持たない施設では、適正な頭蓋健診が出来ず、適正な頭蓋健診には専門医が必要であることは、日本小児神経外科学会の見解のとおりです。
関連ページ:赤ちゃんの頭の形を心配される皆さまへ~頭位性頭蓋変形に対する日本小児神経外科学会の見解~
今後も当社は国内外の医療機関と協力しながら、赤ちゃんとご家族の安心に貢献する製品・サービスの開発と、医療現場との連携強化に努めてまいります。
KKHを訪問した医師よりコメント
0歳からの頭のかたちクリニック福岡 院長
梶田大樹先生
【略歴】
2011年 慶應義塾大学医学部卒業
2013年 慶應義塾大学医学部形成外科学助教
2017年 慶應義塾大学医学部形成外科学特任助教
2021年 0歳からの頭のかたちクリニック入職(非常勤)
2023年 0歳からの頭のかたちクリニック常勤医師
2024年 0歳からの頭のかたちクリニック東京日本橋 院長
2025年 0歳からの頭のかたちクリニック福岡 院長
【認定資格・所属学会】
日本形成外科学会認定形成外科専門医
KKHの専門チームに対する研修を実施した一般社団法人日本頭蓋健診治療研究会初代理事長よりコメント
一般社団法人日本頭蓋健診治療研究会初代理事長
東京医療保健大学・大学院教授
楠田聡先生

KK Women’s and Children’s Hospitalついて
KK Women’s and Children’s Hospitalは、1858年の設立以来、シンガポール国内の産科、婦人科、小児科、新生児科を牽引するリーダーとして発展を続けています。現在、830 床のこの病院は、女性と小児の高リスク状態を管理するための三次サービスを提供する紹介センターとなっています。
約 500 人の専門家からなるチームが、多分野にわたる総合的な治療アプローチを採用し、最新の医療革新と技術を活用して可能な限りの最高の医療を提供しています。
学術医療センターでもある KKH は、世界クラスの臨床研修と研究が医療水準の向上に不可欠であると考え、同病院は世界クラスの臨床リーダーシップを達成しながら、イノベーションの文化を取り入れています。KKH は、シンガポール国内のデューク-NUS 大学院医学部(Duke-NUS Graduate Medical School)、ヨン・ルー・リン医学部(Yong Loo Lin School of Medicine)、リー・コン・チアン医学部(Lee Kong Chian School of Medicine)の主要な教育病院でもあります。同病院は、シンガポール最大の産婦人科および小児科の専門研修プログラムも運営しています。
KKHは、シンガポール国内の臨床水準を継続的に引き上げるとともに、患者がシームレスなサービスを受け、癒しの環境で思いやりのあるケアを享受できるよう、快適な病院体験の提供に配慮しています。
当社製品を扱う医療機関・医師・医療従事者は、診療科の枠、医療機関の枠、そして国の枠を超えて、ワンチームとして患者様に対する適正な頭蓋健診と適正なヘルメット治療の普及と啓発のために手を取り合い、未来創造を進めています。
本訪問では、当社製品を活用した治療現場の視察とあわせて、診療技術や治療方針に関する実践的な意見交換が行われました。また、KKHにおけるヘルメット治療が同国最大の新聞メディアに特集され、ヘルメット療法に対するシンガポール国内の関心の高まりも示されました。
当社はヘルメットという医療機器やそれに付随するサービスの導入だけではなく、適正な頭蓋健診と適正なヘルメット治療の普及、および国内と世界における頭蓋健診と治療レベルの標準化と均てん化を目標に活動しています。
今回の梶田医師のシンガポール訪問には、当社社員も同行し、製品・サービスだけでなくあるべき健診と治療のためにメーカーが出来るアイデアもいただきました。
背景: 位置的頭蓋変形症への関心が高まるシンガポール

こうした医療ニーズの高まりを受けて、KKH内には乳児の頭のかたちに特化した専門外来「PlagioCentre(日本語訳: 頭のかたち外来)」が開設されました。
KKHのPlagioCentre(頭のかたち外来)のページ
PlagioCentreでは、小児科医、新生児科医、理学療法士、義肢装具士など多職種から成るチームが、適正な頭蓋健診、理学療法による変形予防、そしてヘルメット治療まで一気通貫して行っています。当社が開発・製造するクルムフィットが唯一のヘルメットとして、シンガポール政府の正式な入札を経て、外来開設時より現在も採用されております。
シンガポール初となる公的病院での頭のかたち外来は、1858年開院という100年以上の歴史を持つKKHの伝統と革新に裏打ちされた、適正な頭蓋健診とヘルメット治療よって、治療効果の最大化が図られています。
専門外来の開設にあたっては、KKHで頭蓋矯正治療に携わる専門チーム(小児科医、理学療法士、義肢装具士)が2024年10月に来日、一般社団法人日本頭蓋健診治療研究会の行う研修を受講するとともに、一般社団法人日本ヘルメット治療評価認定機構の認定医療機関を訪問しています。同チームは来日時に、今回シンガポールを訪問した梶田先生の外来見学も行っています。

日本・シンガポール間の緊密なコミュニケーションにより、日本発の乳児の頭蓋変形に対する取り組みが世界的に見ても標準的な治療として拡大しています。
関連プレスリリース:日本式の「赤ちゃんの頭のかたち」矯正治療(ヘルメット治療)が海外へ進出/ジャパン・メディカル・カンパニー社製のヘルメットを用いた頭蓋矯正治療がシンガポールで開始
【参考サイト】
一般社団法人日本頭蓋健診治療研究会
一般社団法人日本ヘルメット治療評価認定機構
視察と研修:日本・シンガポール間の臨床連携
2025年6月、当社提携先医療機関である0歳からの頭のかたちクリニック福岡院長・梶田大樹医師がKKHを訪問し、PlagioCentreの外来を視察。現地スタッフに対して、日本国内での診療経験に基づいた意見交換および診療指導を実施しました。

今回の訪問は、日本とシンガポール両国における乳児頭蓋変形の診療品質向上を目的としたものであり、今後の継続的な情報交換・連携の土台が築かれる機会となりました。
報道:ヘルメット治療への注目が国際的に拡大
梶田医師の訪問と時を同じくして、PlagioCentreの取り組みはシンガポール最大の新聞メディア他で大きく特集されました。記事では、位置的頭蓋変形症の病態や症例数の増加、当社製3Dプリントヘルメット(クルムフィット)の特徴と利点が紹介され、実際の治療事例として乳児の頭部形状が大きく改善した様子が詳細に報道されています。
【関連ニュース】
シンガポール最大手紙『The Straits Times』
シンガポール最大の中国語新聞『聯合早報』
アジア大手医療機関向けメディア『Healthcare Asia Magazine』
この報道は、シンガポールおよび東南アジアにおけるヘルメット療法への関心の高さを示すものであり、正確な診断と適切な治療の必要性を社会全体で再認識する契機となりました。また当社製クルムフィットが公式に海外メディアに取り上げられた初の報道ともなりました。
今後の展望:適正な診断と医療の均てん化を目指して
当社は、ヘルメット治療を必要とするすべての患者様が、正確な診断と適正な医療を受けられる社会の実現を目指しています。その第一歩は、病的頭蓋変形との鑑別を含む「適正な頭蓋健診」にあります。治療が必要かどうか、必要な場合はどのようなアプローチが最善かを、科学的根拠と臨床的知見に基づいて判断する診療体制の整備が重要です。レントゲン等エックス線を持たない施設では、適正な頭蓋健診が出来ず、適正な頭蓋健診には専門医が必要であることは、日本小児神経外科学会の見解のとおりです。
関連ページ:赤ちゃんの頭の形を心配される皆さまへ~頭位性頭蓋変形に対する日本小児神経外科学会の見解~
今後も当社は国内外の医療機関と協力しながら、赤ちゃんとご家族の安心に貢献する製品・サービスの開発と、医療現場との連携強化に努めてまいります。
KKHを訪問した医師よりコメント
0歳からの頭のかたちクリニック福岡 院長
梶田大樹先生

2011年 慶應義塾大学医学部卒業
2013年 慶應義塾大学医学部形成外科学助教
2017年 慶應義塾大学医学部形成外科学特任助教
2021年 0歳からの頭のかたちクリニック入職(非常勤)
2023年 0歳からの頭のかたちクリニック常勤医師
2024年 0歳からの頭のかたちクリニック東京日本橋 院長
2025年 0歳からの頭のかたちクリニック福岡 院長
【認定資格・所属学会】
日本形成外科学会認定形成外科専門医
今回の訪問を通じて、シンガポールのKKHにおいて多職種連携のもと高品質な診療が実践されている現場を肌で感じることができ、大変有意義な経験となりました。PlagioCentreの皆様とは、日々の診療で直面する判断や工夫について率直な意見交換ができ、私自身も多くの学びを得ました。赤ちゃんの頭のかたちに関する関心が国際的に高まる中、国境を越えた連携によって、より多くのご家族に安心を届けることができればと願っています。今回のような実践的な対話と相互理解は、治療の標準化や改善にも直結するものと感じています。今後も互いの知見を共有しながら、診療の質向上と国際的な医療連携に貢献していきたいと考えています。
KKHの専門チームに対する研修を実施した一般社団法人日本頭蓋健診治療研究会初代理事長よりコメント
一般社団法人日本頭蓋健診治療研究会初代理事長
東京医療保健大学・大学院教授
楠田聡先生


シンガポール国内のみならず、世界的にもその医療水準の高さが認められているKK Hospitalで「赤ちゃんの頭のかたち」外来が順調に運営されている状況が現地の有力新聞で報道されたと知りました。これはジャパン・メディカル・カンパニー社が提供するヘルメットを用いた頭蓋変形の治療法が世界標準治療法の一つと認められたことを意味します。ヘルメットの製造およびその機能のみでなく、その使用をサポートする体制も含め、現地の医療スタッフおよび患者家族から高い評価を受けた結果だと言えます。
今後、シンガポールを起点にさらにこの標準治療法が世界に発展することが期待されます。
今後、シンガポールを起点にさらにこの標準治療法が世界に発展することが期待されます。
KK Women’s and Children’s Hospitalついて

約 500 人の専門家からなるチームが、多分野にわたる総合的な治療アプローチを採用し、最新の医療革新と技術を活用して可能な限りの最高の医療を提供しています。
学術医療センターでもある KKH は、世界クラスの臨床研修と研究が医療水準の向上に不可欠であると考え、同病院は世界クラスの臨床リーダーシップを達成しながら、イノベーションの文化を取り入れています。KKH は、シンガポール国内のデューク-NUS 大学院医学部(Duke-NUS Graduate Medical School)、ヨン・ルー・リン医学部(Yong Loo Lin School of Medicine)、リー・コン・チアン医学部(Lee Kong Chian School of Medicine)の主要な教育病院でもあります。同病院は、シンガポール最大の産婦人科および小児科の専門研修プログラムも運営しています。
KKHは、シンガポール国内の臨床水準を継続的に引き上げるとともに、患者がシームレスなサービスを受け、癒しの環境で思いやりのあるケアを享受できるよう、快適な病院体験の提供に配慮しています。