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【プレスリリース】自治医科大学附属さいたま医療センターとジャパン・メディカル・カンパニーが「ヘルメット治療中の患児を対象とした『赤ちゃんの頭のかたち測定』アプリケーションの精度検定」についての共同研究を開始

2024.06.13
自治医科大学附属さいたま医療センター(以下、自治医さいたま医療センター)と株式会社ジャパン・メディカル・カンパニー(東京都中央区、代表取締役CEO 大野秀晃、以下当社)が共同研究契約を締結、「ヘルメット治療中の患児を対象とした『赤ちゃんの頭のかたち測定』アプリケーションの精度検定」について研究を行います。

自治医さいたま医療センターと当社は「ヘルメット治療中の患児を対象とした『赤ちゃんの頭のかたち測定』アプリケーションの精度検定」についての共同研究契約を締結し、「赤ちゃんの頭のかたち測定」アプリケーションの精度検定について研究を進めていくこととなりました。
ヘルメット治療を行う赤ちゃんの高精度の3Dスキャンとアプリでの頭部の撮影結果を比較することでアプリの精度を確認し、精度を明確化することを目的としています。

自治医科大学附属さいたま医療センター 小児科 助教 中張 惇子先生よりコメント

「赤ちゃんの頭のかたち測定」アプリケーション(以下、アプリ)は、頭のゆがみを簡易的に測定するアプリです。頭蓋変形の診療は、ゆがみの重症度の評価、先天性の病気との鑑別等を行いますが、それには専門の医師の診察や特殊なカメラの撮影(3Dスキャン)が必要です。
このアプリはスマートフォンやタブレットで赤ちゃんの頭部を撮影し、ゆがみの程度を簡単に数値化します。模型を使用した研究では、アプリの測定結果がある程度信頼できると考えられました。
本研究では、実際の赤ちゃんに対しての3Dスキャンとアプリの結果を比較し、アプリの精度を確認します。精度を明確化しクリニックや乳児健診でアプリを使用することで、専門施設紹介の判断材料として、診療の一助となる可能性があります。2023年12月から研究が始まり、アプリの結果をみて受診を決意したという方や、ヘルメット治療中にアプリの結果が改善し、治療を頑張る我が子を労う方がいらっしゃいました。アプリの精度を明らかにすることで多くのご家族のお役に立てればと考えています。

・赤ちゃんの頭のかたち測定アプリについて 通常は赤ちゃんの頭のかたちの測定は医療機関にて専用の3Dスキャナーで行いますが、「赤ちゃんの頭のかたち測定アプリ」を使った測定の結果は参考計測数値としても幅広くご活用いただけます。無料で使用できる「赤ちゃんの頭のかたち測定アプリ」は、スマホで写真を撮るだけで赤ちゃんの頭のかたちを簡単に計測することができます。累計20万ダウンロード(※)を超えアプリの精度も向上しており、医師の論文発表等にもアプリデータが使用されています。アプリは医師監修の下に開発されており、病院の診察の際にも役立つ事がございます。ぜひダウンロードしご活用ください。
※:2024年3月 ジャパン・メディカル・カンパニー調べ

【iOS版】 【Android版】 ・製品情報 Qurum Fit(クルムフィット)/Qurum (クルム) 長年、頭蓋形状矯正ヘルメットの製造を行なってきた株式会社ジャパン・メディカル・カンパニーが、脳神経外科、小児科、新生児科、小児外科、形成外科の先生方とともに、開発検討委員会を組成し、共同開発。最先端の3Dプリンタによる日本製ヘルメットで、高い通気性でムレにくく、ヘルメットだけでなくクッション自体も水洗いが出来ます。メカニズムからデザインまで、赤ちゃんに必要なことをカタチにしました。
プロダクトそのものの高い品質に加え、当社ヘルメットの取り扱いをご希望される医師には、ヘルメット適正治療研修会への参加と治療実績のある先行医療機関(大学病院)への見学を必須としています。当社ヘルメット導入後も、医師にはヘルメット適正治療研修会への継続参加をお願いしております。
親御様が、頭蓋健診とヘルメット治療を安心して受けられるよう、一般社団法人日本頭蓋健診治療研究会の理事を中心とする先生方と決定し導入した当社独自の基準です。
 「最高の安心」のためにできること。ヘルメット治療の導入と導入後のプロセスもわたしたちの品質のひとつです。
https://japanmedicalcompany.co.jp/qurum/