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【プレスリリース】ジャパン・メディカル・カンパニー社製の医療模型を用いたハンズオンセミナーが国際医療福祉大学成田病院で開催
2024.09.12
株式会社ジャパン・メディカル・カンパニーが開発・製造・販売する精密立体医療模型KEZLEXが2024年8月31日(土)に国際医療福祉大学成田病院脳神経外科で開催されたハンズオンセミナーで使用されました
株式会社ジャパン・メディカル・カンパニー(東京都中央区、代表取締役CEO 大野秀晃、以下当社)独自の医療分野におけるモノづくりのノウハウを結集し、3Dプリンタを活用することにより可能となった精密立体医療模型KEZLEXは脳神経外科、耳鼻咽喉科、頭頸部外科等の先生方にその性能を高くご評価いただき、外科手術の手技を広く伝えていくハンズオンセミナーの場でご活用いただいております。
2024年8月31日(土)に国際医療福祉大学成田病院脳神経外科教授の小野田恵介先生が、後進の手技向上を目的にKEZLEXを用いたハンズオンセミナーを開催され、盛会のうちに終了しました。参加いただいた医師からは再現性と削り心地等について「人体と遜色ない」とのご評価をいただいています。
ハンズオンセミナーを通じて参加医師が手技を磨き、技術力を向上させることが患者様の安心と健康につながります。当社も製品力を高め、ニーズにお応えする製品を開発することで医療業界の発展に貢献してまいります。 ハンズオンセミナーを企画・主催された小野田恵介医師のコメント
国際医療福祉大学成田病院脳神経外科教授
小野田 恵介 ・日本脳神経外科学会専門医・指導医・代議員
・日本老年脳神経外科学会運営委員
・日本脳卒中の外科学会技術指導医
・日本小児脳神経外科学会
・日本脳腫瘍の外科学会
・日本脳神経減圧学会
・日本脳神経外科コングレス
ハンズオンセミナーの内容
今回のハンズオンセミナーは当科としては初めてであり、課題を見つけつつ次回につなげるように意識しました。
対象は当大学学生、初期研修医、専攻医です。2つの部門に分けてハンズオンセミナーを実施しました。まずは人工血管を用いたバイパスのトレーニングです。10-0の糸を触るのは初めての方が多かったのですが時間経過とともに徐々に慣れていきました。もう一つは脳動脈瘤ネッククリッピング体験コーナーを設置しました。ここで脳模型、動脈瘤模型を使用しました。
セミナーのねらいとKEZLEXを使用した感想
バイパスについてはまずは微細な器械に慣れてもらいました。10-0の糸は肉眼ではとらえにくいのですが顕微鏡下であればよく視認でき、人工血管を用いて丁寧にやればうまくバイパスができることを体験してもらいました。さらに専攻医については縫合時間を設定し取り組んでもらいました。焦ることなく着実に縫合してゆくことを学んでもらいました。
脳動脈瘤ネッククリッピングは脳神経外科医を目指す若手にとって習得したい手術の一つです。しかし脳血管内手術の台頭にて専攻医に実際にクリッピングをやってもらう機会は少なく、今回まずは顕微鏡下で動脈瘤モデルを用いて実際のクリップ鉗子、クリップを使用し、クリッピングの感触を体験してもらうこととしました。ジャパン・メディカル・カンパニーの脳模型のシルビウス裂深部に脳動脈瘤模型を置き、シルビウス裂をあけて、M1、M2 を確認し、どのようにクリップをかければ完全クリップになるかを考えながらクリップをかけてもらいました。脳模型の脳の質感は実際の脳に近いものがありました。また脳動脈瘤模型の質感も非常によく、実際のクリッピングに似かよった感触を得ることができました。脳動脈瘤模型は6種類の形があり、いろいろな形の動脈瘤をクリップする体験をしていただきました。どのようにクリップをアプライしたらよいか、破裂したらどのスペースからM1を確保し、テンポラリークリップをかけるかなど想定し、学生、初期研修医には脳神経外科手術への興味を深めていただけたものと考えております。専攻医にとっては実際の手術を想定して取り組んでもらいました。
脳神経外科手術トレーニングにおいて脳モデルは要となる存在です。今回も初めての試みのなか、無理難題に迅速かつ柔軟に対応いただいた株式会社ジャパン・メディカル・カンパニーの各位に心より感謝申し上げます。今後とも医師および企業を繋ぎ、患者さんに良質な医療を届ける存在になっていただけることを期待しております。
KEZLEXについて
当社が開発・製造・販売する精密医療模型(KEZLEX)は人骨と同様の削り心地、人体の内部構造を再現しています。過去30年にわたり、脳神経外科、耳鼻咽喉科、頭頸部外科等の先生方と共に幾度もの改良の末に開発に至りました。医師の経験と3Dプリンティングをベースにする当社のモノづくりのノウハウが組み合わされたモデルです。国内外のハンズオンセミナーや、術前・術野でのシミュレーションなど、幅広い用途で利用されています。アメリカ、ヨーロッパ、中国、東南アジアなど、世界50ヵ国以上での導入経験を有しています。
https://www.kezlex.com/
株式会社ジャパン・メディカル・カンパニー(東京都中央区、代表取締役CEO 大野秀晃、以下当社)独自の医療分野におけるモノづくりのノウハウを結集し、3Dプリンタを活用することにより可能となった精密立体医療模型KEZLEXは脳神経外科、耳鼻咽喉科、頭頸部外科等の先生方にその性能を高くご評価いただき、外科手術の手技を広く伝えていくハンズオンセミナーの場でご活用いただいております。
2024年8月31日(土)に国際医療福祉大学成田病院脳神経外科教授の小野田恵介先生が、後進の手技向上を目的にKEZLEXを用いたハンズオンセミナーを開催され、盛会のうちに終了しました。参加いただいた医師からは再現性と削り心地等について「人体と遜色ない」とのご評価をいただいています。
ハンズオンセミナーを通じて参加医師が手技を磨き、技術力を向上させることが患者様の安心と健康につながります。当社も製品力を高め、ニーズにお応えする製品を開発することで医療業界の発展に貢献してまいります。 ハンズオンセミナーを企画・主催された小野田恵介医師のコメント
国際医療福祉大学成田病院脳神経外科教授
小野田 恵介
・日本老年脳神経外科学会運営委員
・日本脳卒中の外科学会技術指導医
・日本小児脳神経外科学会
・日本脳腫瘍の外科学会
・日本脳神経減圧学会
・日本脳神経外科コングレス
ハンズオンセミナーの内容
今回のハンズオンセミナーは当科としては初めてであり、課題を見つけつつ次回につなげるように意識しました。
対象は当大学学生、初期研修医、専攻医です。2つの部門に分けてハンズオンセミナーを実施しました。まずは人工血管を用いたバイパスのトレーニングです。10-0の糸を触るのは初めての方が多かったのですが時間経過とともに徐々に慣れていきました。もう一つは脳動脈瘤ネッククリッピング体験コーナーを設置しました。ここで脳模型、動脈瘤模型を使用しました。
セミナーのねらいとKEZLEXを使用した感想
バイパスについてはまずは微細な器械に慣れてもらいました。10-0の糸は肉眼ではとらえにくいのですが顕微鏡下であればよく視認でき、人工血管を用いて丁寧にやればうまくバイパスができることを体験してもらいました。さらに専攻医については縫合時間を設定し取り組んでもらいました。焦ることなく着実に縫合してゆくことを学んでもらいました。
脳動脈瘤ネッククリッピングは脳神経外科医を目指す若手にとって習得したい手術の一つです。しかし脳血管内手術の台頭にて専攻医に実際にクリッピングをやってもらう機会は少なく、今回まずは顕微鏡下で動脈瘤モデルを用いて実際のクリップ鉗子、クリップを使用し、クリッピングの感触を体験してもらうこととしました。ジャパン・メディカル・カンパニーの脳模型のシルビウス裂深部に脳動脈瘤模型を置き、シルビウス裂をあけて、M1、M2 を確認し、どのようにクリップをかければ完全クリップになるかを考えながらクリップをかけてもらいました。脳模型の脳の質感は実際の脳に近いものがありました。また脳動脈瘤模型の質感も非常によく、実際のクリッピングに似かよった感触を得ることができました。脳動脈瘤模型は6種類の形があり、いろいろな形の動脈瘤をクリップする体験をしていただきました。どのようにクリップをアプライしたらよいか、破裂したらどのスペースからM1を確保し、テンポラリークリップをかけるかなど想定し、学生、初期研修医には脳神経外科手術への興味を深めていただけたものと考えております。専攻医にとっては実際の手術を想定して取り組んでもらいました。
脳神経外科手術トレーニングにおいて脳モデルは要となる存在です。今回も初めての試みのなか、無理難題に迅速かつ柔軟に対応いただいた株式会社ジャパン・メディカル・カンパニーの各位に心より感謝申し上げます。今後とも医師および企業を繋ぎ、患者さんに良質な医療を届ける存在になっていただけることを期待しております。
KEZLEXについて
当社が開発・製造・販売する精密医療模型(KEZLEX)は人骨と同様の削り心地、人体の内部構造を再現しています。過去30年にわたり、脳神経外科、耳鼻咽喉科、頭頸部外科等の先生方と共に幾度もの改良の末に開発に至りました。医師の経験と3Dプリンティングをベースにする当社のモノづくりのノウハウが組み合わされたモデルです。国内外のハンズオンセミナーや、術前・術野でのシミュレーションなど、幅広い用途で利用されています。アメリカ、ヨーロッパ、中国、東南アジアなど、世界50ヵ国以上での導入経験を有しています。
https://www.kezlex.com/